悪い噂はホント?介護職の「標準的な基準」に迫る!

悪い噂はホント?介護職の「標準的な基準」に迫る!

悪い噂はホント?介護職の「標準的な基準」に迫る!

これから介護の仕事につきたいと考えている方は、「介護の仕事っていったいどんな世界なのか」と気になるかと思います。気になる理由の一つが、世間のイメージが決して良くないことにあるのかもしれません。

 

では、標準的な介護職員とはどのようにして働いているものなのかを解説していきます。

 

給料が安いってホント?

世間的には介護職の給料は安いというイメージがあります。まずその点はどうでしょうか?

 

厚生労働省の労働統計にある職種別所定内給与額(平成26年6月)によると、施設介護職員の給与は月額233,400円です。その他の職種で同じような給与のものを探してみると、警備員(同231,600円)やタクシー運転手(同238,300円)などがあります。これらと大きく変わらない水準と言えます。

 

給料が安いってホント?

 

この金額は、あくまでもそれぞれの業種で働く全人口の平均値となりますが、このデータからは決して介護職だけが極端に給料が安いわけではないと言えそうです。

 

ただし、介護職員は給与の中で夜勤手当が占める割合が高いのが特徴です。夜勤がないデイサービスの職員の場合は給与水準は下がると考えられます。

 

手当については事業所の規模によって異なりますが、給与に含まれている部分となりますのでその点でも大きな遜色はないかと思われます。

 

休日は少ないの?

続いて休日についてですが、厚生労働省の管轄でもあり決して休みが少ないということはありません。週休2日制が基本です。

 

休日は少ないの?

 

休みが少ないのではなく休日も休めずに仕事をしなければならない施設があることは事実です。ですがそのような人手不足の施設が当たり前というわけではありません。

 

夜勤には2種類の形態があります。通し夜勤と呼ばれる夕方から翌日朝9時頃までの夜勤の場合は、二日分の勤務を一回で行ったことになるため、勤務後と次の日が休みとなります。

 

一方夜勤が8時間勤務(22時から7時で休憩1時間など)の場合は、勤務後が休みとなり翌日からまた勤務の場合があります。

 

夜勤の手当ってどれくらい?

夜勤の手当ってどれくらい?

夜勤の手当は5〜6千円が一般的です。回数は職員の希望もあるため一概には言えませんが、夜勤可能な職員が8名だとすれば平均4回程度ということになります。

 

残業が多いってホント?

残業についてですが、介護職は勤務時間中、ずっと利用者さんから目を離せない仕事をしていますので、記録や書類作成、行事の準備、委員会活動など利用者さんと直接関わらない業務が残ってしまうことはあります。

 

残業が多いってホント?

 

その点では定時に帰りにくい部分もあります。しかし長時間の残業続きとなるのは職員の定員が不足しているからで、それが介護業界全体の当たり前というわけではありません。

 

介護職員の「標準的な基準」について考えてきました。未経験の方からすれば、初めて入った職員の当たり前がイコール介護業界の当たり前となってしまいますよね。残念なことにブラックな施設があることも事実です。

 

職員が退職してしまい、ある日突然ブラック化してしまうことだってあります。でも決してそれが当たり前だと思わずに、正しい認識を持つようにしてください。